みなさんiPhoneのOSをアップデートした際、以前よりもバッテリーの減りが早くなったという経験はありませんか!?2017年12月Geekbenchの開発者ジョン・プールが、iOSのアップデートにより、旧型iPhoneのパフォーマンス低下を指摘しましたね。それに対しアップルは、疑惑を認めソフトウェアの変更を行ったことを謝罪し、まず訴訟問題まで発展しました。
今回はこのバッテリーの劣化とiOS11.3から搭載された「パフォーマンス管理機能」についてバッテリーの劣化と共に解説していきたいと思います。
目次
バッテリーの劣化によるパフォーマンスの低下
まずiPhoneのみならずAppleが手がける製品は、持ちやすさから直感的な操作など、パフォーマンスを含め、人間工学に基づき設計されている事はご存知でしょうか!?これはすべてシンプルで使い勝手の良いユーザー体験の為だとされています。
ユーザー体験って何!?
ん〜、お客様第一??それとも、他社には負けない製品!?使いやすさ!?
そうですね、おそらく全てだと思います。Appleは独特の考えですから正直なところは分かりませんが
さて、充電しているけど持ちが悪くなった経験はないですか!?100%充電しているけど、お昼には充電が半分しかないなど、充電が持たないは致命的な悩みですよね。
私は現在iPhoneXを使用していますが、機種変更をした理由がまさにこれ、「充電が持たない」と言う理由でした。ひどい時は、朝100%で自宅を出発し、1時間後に会社へ到着し、確認するとなんと70%と言う時がありました。
悩んだ結果、機種変更、、、、せっかく、機種代が無くなり毎月の携帯が安くなったのにと嬉しさを味わっていた所だったのにと思うとやるせないです。
さてでは、軽くiPhoneのバッテリーについて解説していきたいと思います。
毎日充電するのは危険!?
基本的に毎日充電しますよね!?そんな事は普通ですし、私はほとんど充電器につないだままです。←これ一番劣化が早いそうなので真似しないでください。笑
バッテリーは消耗品なので満充電時の最大容量が減っていきます。では、下記の画像を参考にしてください。
右側が満充電時に充電されている容量です。
新品時と一年後のバッテリーでは同じ100%も充電されている量が違うと言う事です。
手作り画像なので、クオリティは、、、、修行中です。
バッテリーの経年劣化が原因!?
バッテリーが消耗品だからといって、すぐに使い物にならなくなるのは困りますよね、そこで今回の問題に関係してくるのが「経年劣化」ですバッテリーも人間と同じで、年を取り老化していき、システムパフォーマンスにいわゆる疲れがでるようです。
え、どうしてパフォーマンスが下がっているのに、それに追い打ちをかけるような事をするのかと思いますよね。
バッテリー劣化による突然のシャットダウン
iPhoneを使用していていきなりのシャットダウン、突然の再起動を経験したことがある方は、少なく無いのではないでしょうか!?
よくiPhoneでゲームをやるのですが、あと一人倒したら1位というタイミングで、いきなり歯車が回りホーム画面に戻ったり、、、タイミングですよね、ゲームばかりやらないで、まじめ働けと言われているみたいです。
これはiPhone5sやiPhone6など使用している方が特に多いと言われています。
この経年劣化がもたらす最大の脅威は「予期せぬシャットダウン」と呼ばれています。
そもそも予期せぬシャットダウンって言葉使います!?
いきなり電源が切れたとか、落ちたとかの方がピンと来る方も多いでしょう。
僕は、思うのです、アップルはいつも独特な言い回しをする事が多いなあ、変な日本語だなって、それは英文を直訳している事が理由だそうです。笑
これは、ゲームappなどiPhoneを使用していて、必要な電力の供給が出来ない事がみたいです。え、やっぱり、ゲームやりすぎって事なのでしょうか??
この電源が落ちることで、appデータの更新がなされない、電源が立ち上がらなくなるなど色々な問題が出てきた事で、防止策として提供されるようになったみたいです。
それはありがたいような気がする。
データ飛ぶのは絶対に考えられませんから。
しかし、エンドユーザーの意見は賛否両論、実際訴訟問題まで発展する事になり、アップルはバッテリ交換の費用の減額するプログラムを打ち出したのでした。
【iOS 11.3】新機能 「バッテリーの状態」とは?
【設定】→【バッテリー】→【バッテリーの状態(ベータ)】
ここを開いて行くと下記のような記載があります。
・最大容量(一回の充電でバッテリーに充電できる容量)
・ピークパフォーマンス性能
ピークパフォーマンス性能
この新機能「ピークパフォーマンス性能」だが、バッテリーの劣化状況などに応じて、予期せぬシャットダウンが生じる、と判断された際、iPhoneのパフォーマンスの管理を行う機能である
僕の使用ししているiPhoneで見てみましょう。愛用しているのはiPhone Xです。この相棒予約競争に競り勝ち発売日に手に入れたiPhoneなのですが発売から8ヶ月、使用しない日はありません、その為、充電も毎日していますがどの最大容量はどの程度減っているのでしょうか!?
全く減っていなかったバッテリ容量、おそらく新機種という事でバッテリーの性能も含め向上している事ですからね、ただ1%も減っていないのが驚きです。これはバッテリーの基本性能向上だけではなく、新機能の恩恵を受けている事も一つの要因でしょう。
ピークパフォーマンス性能にはバッテリー状態によって様々なメッセージが表示されます。
・お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。
→ピークパフォーマンスの一切の低下がない時、最高の状態。
・このiPhoneで、必要なピーク電力をバッテリーから供給できなくなった為、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。無効にする…
→パフォーマンス低下状態。予期せぬシャットダウンが発生。「無効にする」を選択する事でパフォーマンス低下を無効化し、通常通り使用する事ができるようになる。しかし、そのまま使用した場合は、予期せぬシャットダウンによりピークパフォーマンスの低下につながる。
まとめ!!パフォーマンス低下の根本を改善する為には!?
もしこのピークパフォーマンス性能の状態が、低下になっている場合、無効化はお勧めできません。無効化すると手動でONにする事は、予期せぬシャットダウンが、再度発生するまでは出来ません。よって、機能が無効化されている状態のため、バッテリーの劣化も進行させてしまいます。この際は、バッテリー交換をする事が最善の策と言えるでしょう。
バッテリー交換の割引プログラムは2018年12月までとされているので気になる方は事前に交換してもいいかもしれないですね。しかし、なにが起こりうるかわからない現状、しっかりとバックアップをとっておく事は忘れないようにしましょう。
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