毎年9月になると新型のiPhoneが発表されて、新しいモデルやお得に購入できる前期モデルへの機種変更や乗り換えを検討するようになります。
今まで使っていたiPhoneがどうだったから、次も同じで大丈夫!?かといえばそうではありません。
性能が向上するとともに、写真のデータや動画もHDになったりと保存する容量もどんどん大きくなっていきます。
そこで今回は、iPhoneのストレージ容量○GBはどれを選ぶべきか?販売のプロの考え方と選び方からわかりやすく解説します。ぜひ新モデル購入前のiPhone選びの参考にして下さい。
iPhoneの容量選びはほとんどみんな間違っている!?
はっきり言うと、お店でiPhoneを選ぶ場合にほとんどのお客様が、間違った容量のiPhoneを購入しています。
なぜなら、iPhoneを決めるときの選択肢を「どう使う」という選び方ではなく、「本体価格」、「月額」で決めているからです。
機能の向上とともに、写真や動画のサイズも大きくなって、アプリもどんどんサイズは膨らみます。
便利になると必ず利用する頻度も上がるので「足らない」という結果になるようです。
後で「足りなくなった」や「大きい容量を買ったので高くなってしまった」と後悔しないように、適切な容量のiPhoneを選ぶコツをここからわかりやすく解説していきます。
本体の容量○GBを使い方で選ぶ
それでは、iPhoneの○GBの容量は「何をしたいか?」という使い方で選ぶことがポイントですので、主なiPhoneの容量に使うデータの種類と大きさを見てみましょう。
目安となる単位は1GB=1,000MB、1MB=1,000KBです。正確には全て1,024単位ですが、専門家でもない限りはx1,000倍とおぼえておけば大丈夫です。
- 画像 1枚 約100KB
- 撮影した写真 約1.3MB~
- 動画 30分 210MB(480p)/低画質 60MB(144p)
- 撮影した動画 1分130MB(1,080p)
- 音楽 MP3アルバム1枚 約110MB
- 電子書籍 単行本1冊 約100MB
- 映画 HD 2時間 6GB
て持ち歩くことの多いファイルデータの目安です。また、OSが容量の2GB程度はあるので容量から引いて考えておきましょう。
使い方の例えですが
- 音楽好き・・・アルバムを50枚持ち歩くと5~6GB
- 購入した映画・・・2時間ものを2,3本で18GB前後
- 写真と動画・・・1日5枚の写真と5分の動画を撮って保存→1ヶ月半くらいで32GB
アプリはどれくらいの容量が必要?
ゲームをするか?しないか?で大きく変わってきます。それだけゲームのデータサイズは大きいです。
例えば定番の「モンスター・ストライク」がインストール前の表記では126.1MBとなっていますが、実際プレイする状態ではいろんなデータが増えて754MBになります。
続けていくとデータ量が蓄積されて1GBを軽く超えることも珍しくはありません。ゲームによっては10GB以上に膨れ上がるアプリもあるほどです。
ゲームをけっこうするユーザーであれば64GBでも1年もしないくらいで、泣く泣くゲームを減らしたりあきらめる選択もでてきます。
やりたいゲームの数x4GBくらいは考えておいたほうがいいでしょう。
他の定番アプリについては初期サイズはこちらです。
- LINE 242.3 MB
- Instagram 137.3 MB
- Twitter 180.6 MB
- Facebook 469.5 MB
- クックパッド 85.6 MB
- カメラアプリ 平均100MB
- Yahoo!ニュース 64.2MB
- Spotify 143.2 MB
雑誌やマンガアプリなどは読んだ冊数によって膨らむ傾向があります。SNSも同じでLINEはトークの画像などで倍以上に膨らむと考えておきましょう。
iPhoneの容量選びはアプリの数で考えて大きめを考えておく
iPhoneを購入するときには、やりたいことを考えておいてアプリの数とデータ量、また好きで持ち歩きたいデータの種類も考えて容量を決めましょう。
写真や動画などはクラウドやメモリーカードの外部接続でバックアップすれば減らすことはできますが、アプリは本体にずっと残さなければいけません。
○GBの容量を決めるコツはアプリの数と考えておきましょう。
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