気持ちよく眠っている時に電話の着信音で起こされた経験ってありませんか?睡眠の時ぐらい携帯電話にジャマされないようにしたいですよね。そんな事態を避けるためにiPhoneには「おやすみモード」という機能が搭載されています。今回はその機能や便利な使い方をご紹介していきます。
おやすみモードってどんな機能?
デバイスがロックされている間は着信音や通知を知らせる音を鳴らさないようにしてくれるというのがおやすみモードという機能です。警告音も鳴りません。でも、起きる時などに鳴らすアラームは機能するようになっているのでご安心ください。
おやすみモードになっていてデバイスがロックされていてもアラームで起きられます。それと、特定の人からの電話だけは受けるなんてこともできます。これってユーザー目線で考えられたとても便利な機能ですよね。
おやすみモードの設定方法は?
では、どのようにして設定や解除をするのかを次にご紹介していきます。おやすみモードのオンとオフの切り替えはとても簡単です。以下、iOSのバージョンが12.1.4のiPhoneのスクリーンショットです。
まずは設定アプリを起動して、「おやすみモード」をタップしてください。
次の画面の「おやすみモード」でオンとオフを切り替えられます。赤丸の箇所をタップして緑にすればオンになります。もう1回タップするとオフになります。オンの時は画面上部に三日月マークが出るのが特徴です。
コントロールセンターを開いて、三日月マークをタップするだけでもオンとオフの切り替えは可能です。
LINEの通知や電話の着信など細かい設定について
続けて、おやすみモードの細かい設定についてご紹介していきます。
「時間設定」は決まった時間におやすみモードを利用するという方のための機能です。ここで時間を設定しておけば、その時間に自動的におやすみモードがオンになります。
この機能を使いたい場合は「時間指定」の右側をタップしてオンにしておきましょう。その下の「開始/終了」をタップすれば分単位で時間を設定することができます。「時間指定」がオンになっていないと、「開始/終了」と「ベッドタイム」は表示されません。
「ベットタイム」もオンにしていると以下の画像のようにロック画面を暗くすることができます。普段のロック画面は表示されません。「ベットタイム中のおやすみモード」と書かれています。
次に通知ですが、iPhoneをロックしている時だけ知らせないようにするか、おやすみモード中は常に知らせないようにするかを選べます。該当の項目をタップするだけで選択可能です。「iPhoneのロック中は知らせない」を選択した場合、ロックを解除している間は画面上部に出てくる三日月のマークが薄くなります。
続けて「着信」です。ここは、おやすみモードにしていてもこの人の電話だけは受けたいという場合などに使います。「着信を許可」をタップした後の以下の画面で選択します。
おやすみモードにしている間に誰の電話を受けたいかは主に「全員」「だれも許可しない」「よく使う項目」から選べます。「よく使う項目」にする場合は事前に連絡先の設定が必要です。あと、連絡先に登録している人なら着信を許可するとか、デバイスやiCloudに保存してある特定の連絡先を選ぶこともできるようです。
最後に「繰り返し着信」です。ここをオンにしていると、3分以内に同じ人から2回電話がかかってくると着信音が鳴ります。この着信は急ぎの電話だと判断してくれます。
以上です。『アメトーーク』のiPhoneついていけない芸人で話題になったように「電話の着信音が鳴らなくなった。でもたまに鳴る」というような不思議な現象も起こり得ますので、設定や解除は注意して行いましょう。
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