2019年4月15日にdocomoは新しい料金プランを発表しました。
以前に政府が「携帯料金は4割ほど安くなる見込みがある」と発表したことを受けての新しいプランとなっています。
値下げ幅は利用状況によって異なりますが、docomoの発表では利用者の大半が2~4割の値下げになるという発表でした。
どのような料金プランなのかご紹介をいたします。
docomoをご利用の方はもちろん、他社をお使いの気になっている方の参考になればと思います。
目次
新プラン「ギガホ」と「ギガライト」
NTTドコモの吉澤社長曰く、新プランのコンセプトは「シンプルさ・わかりやすさ」とのことです。
今までのプランと比較してただ安くするだけでなく、個々人の使用状況に合わせてプランを選びやすいようにわかりやすいプランを用意したようです。
今回、発表されたプランは2つです。
それが「ギガホ」と「ギガライト」です。
一つずつ特徴などをご紹介いたします。
「ギガホ」プラン
主に毎月のインターネット通信を多く必要としている方向けのプランです。
特徴は
・毎月の通信上限:30GB
・データ通信上限超過後の通信速度:1Mbps > 従来の約8倍の速度
※従来の超過後の通信速度:128kbps
となっています。
最大の特徴は、超過後速度が1Mbpsとなっていることです。
従来の超過後の速度128kbpsでは、Webページを一つ開くのもかなりストレスがたまるような速度でした。
その速度と比較して約8倍の速度となる超過後速度であれば、動画サービスなどは流石に快適とまではいかないかとは思いますが、ほとんどのSNSなどのコンテンツはある程度問題なく使えるでしょう。
なので、通信制限がかかったからデータ量を追加購入するという事がこの「ギガホ」プランではかなり少なくなると思います。
「ギガライト」プラン
「ギガホ」プランと比較して、通信量が少ない方向けのプランです。
特徴は
・利用したデータ量に応じた料金が段階的に適用される(従量制)
・段階は4つ
>~1GB、~3GB、~5GB、~7GB
※最大の7GBを超えた場合に通信制限がかかる
となっています。
このプランの場合、毎月の使用状況によって月額の料金が変化する可能性があります。
通信が多く必要な場合は月額料金が高くなり、少ない通信量でその月を終えた場合は安くなります。
それでも、意識しなくてもほとんどデータ通信を使わないという方はこのプランにして、1GB未満をキープすれば最も月額料金が安いプランになります。
通話の「かけ放題」はオプションで付加可能
発表された「ギガホ」と「ギガライト」のプランでは、そのプランを契約するで通話を使う事ができます。
・何も通話オプションをつけない場合
>基本的な通話料金:30秒/20円
>家族間の通話:無料
新しいプランになったからと言って基本的な通話料金や家族間無料といった点は従来と変化はありません。
なので、滅多に通話を使わない方や使ったとしても家族にしか通話しない方は通話オプションをつける必要がないので、その分もコストを今までよりも下げられる可能性があります。
通話を頻繁に使う方などに向けて「かけ放題」はオプションでつける事ができます。
1回あたりに使用する通話時間に合わせて2種類のオプションから選択できます。
・5分通話無料オプション
>1回あたり5分以内の通話が無料
※5分を超えた場合:30秒/20円の通話料が加算
※家族間の通話は5分を超えても無料
・かけ放題オプション
>24時間国内通話無料
この通話のオプションは現状でもほとんどの携帯キャリアが行なっている形なので、皆さんにとっても馴染みが出てきてるかと思いますので、分かりやすいと思います。
ご自身が長電話をするタイプなのか、それとも通話頻度は多いけれども一回一回の通話時間は短いのかで、契約するオプションを選べば大丈夫です。
新プランの料金
では新プランの料金についてご紹介をいたします。
新プランの料金はそれぞれこのようになっています。
プラン | 料金/月(税別) |
ギガホ | 6,980円 |
ギガライト(~7GB) | 5,980円 |
ギガライト(~5GB) | 4,980円 |
ギガライト(~3GB) | 3,980円 |
ギガライト(~1GB) | 2,980円 |
通話オプションの料金はこのようになっています。
通話オプション | 料金 |
なし | 不要 |
5分通話無料オプション | 700円 |
かけ放題オプション | 1,700円 |
新しい割引「みんなドコモ割」
また新プランの導入とともに新しい割引なども始まります。
それが「みんなドコモ割」です。
特徴は
・割引が適用されるのは「ギガホ」、「ギガライト」の2つのみ
・「ファミリー割引」グループ内の音声回線数によって、対象プランの回線全てに割引が付与
・割引は最大1,000円/月(2回線で500円、3回線以上で1000円割引)
となっています。
なので一人だけで新プランを使うよりも、家族も一緒にdocomoにして音声回線数を増やして、新プランで利用すれば、みんなが安くなるという仕組みです。
この新プラン+割引の登場のタイミングで、キャリアがバラバラの場合はdocomoに揃えてみるというのもアリかもしれないですね。
最後に
今回はdocomoの新プランについてご紹介をいたします。
いかがでしたでしょうか。
docomoのページで公開されている料金イメージでも2割から4割は今までの料金と比べて安くなる料金設定になっているようです。
が、もちろんあくまでもイメージなので、絶対に全員が安くなるというわけではないことにご注意ください。
プランの提供開始は6月1日からですが、すでにdocomoのホームページでは料金のシミュレーションができるようになっています。
興味のある方はシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
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