皆さんはゴールデンウィークや夏休みの予定はもう決まっていますか?
中には国内ではなく、長期休暇を利用して海外旅行を計画している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしくは、海外へ短期留学などをされる方もいるのではないでしょうか。
そんな方々の中に最新iPhoneをauで利用している方に朗報です。
なんとauから長期に海外滞在する方に向けてのeSIMサービスが提供開始されることになりました。
それが「海外データeSIM powered by GigSky」です。
使える場所や対応機種が限られてしまいますが、日本の通信事業者では初めてとなるサービスです。
ではご紹介をいたします。
目次
「eSIM」とは
「そもそもeSIMってなに?」という方のために簡単に説明をさせていただきます。
eSIMとは、スマホに実際に差し込む小さなカード型のnano-SIM(物理SIM)とは別に、もう一つSIMカードを端末の内部に組み込んだものです。
このeSIMを活用することで、例えばnano-SIMはauで、eSIMの方は別のキャリア(格安SIMなど)でデータ通信のプランだけを契約するというふうに、一つのスマホで別々の会社の通信プランを使い分けることができるようになります。
「海外データeSIM powered by GigSky」の概要
eSIMの主な使い方は、海外にいったときに現地の通信事業者とeSIMで契約をしてデータ通信や通話に使用するという形が多いです。
ただ、現地の会社と契約をする必要がありますので、なかなかハードルが高いと言わざるをえません。
そこでauは世界中でトラベルSIMを展開するGigSkyという会社のサービスを活用して、海外に長期で渡航する人向けのサービスの提供を始めます。
これにより、ご自身で現地の通信会社を見つけて契約するという手間がなくなります。
あらかじめ国内で「海外データeSIM」を使えるように準備しておけば、あとは渡航した際に現地でデータ通信が使えるようになります。
「海外データeSIM powered by GigSky」の詳細
・サービス開始日
>2019年4月17日
・対象の国や地域
>アメリカ(本土、ハワイ、アラスカ)、カナダ、メキシコ、プエルトリコ、米領ヴァージン諸島
・対応機種
>iPhone Xs、Xs Max、XR
・利用料金
>5GB(30日間) = 5,800円
>8GB(30日間) = 8,900円
※料金は不課税
※30日間のカウント:対象エリア内でデータ通信を始めたタイミングからカウントスタート
スタートから30日後の同時刻まで利用可能
・支払い方法
>クレジットカード or au WALLETプリペイドカード
「海外データeSIM powered by GigSky」の使い方
実際に使う際には専用のアプリ「海外データeSIM」で簡単に利用できるようになります。
利用は下記のような手順です。
①アプリをインストール
②アプリで購入するプランを選ぶ
③始めての利用のときにはメールアドレスやパスワードを登録する
④支払いをするカードの情報を入力する
⑤最終確認をして、問題なければ「購入」
ここまでで海外でデータ通信を行うための購入は完了します。
あとは渡航先で使えるように、通信するための設定情報をiPhoneにインストールして、取り込んだ通信情報と通常時に使用している通信設定を切り替えるようにiPhoneに設定する必要があります。
このあたりは文字にするとややこしく感じてしまいますが、auの「海外データeSIM powered by GigSky」の公式ページに画面の画像付きで詳しい手順がありますので、それを見ながらすればほぼ間違えることはなく設定ができると思います。
最後に
今回は「海外データeSIM powered by GigSky」についてご紹介をいたしました。
いかがでしたでしょうか。
海外旅行や海外出張などの際に、現地で通信をするためにポケットWi-Fiなどを契約する方もいらっしゃるでしょうが、期間が長くなるとコストもかさんでしまいます。
対象の地域と機種はまだまだ限定的なものになりますが、30日間という長期期間とコストは場合によってはポケットWi-Fiを契約するよりもお得になる場合があります。
iPhoneと別でWi-Fiルータを持ち歩かなくても良い便利さもあります。
対象の地域なども今後増えていくことが期待されるサービスだと思いますので、auで最新iPhoneを使っている方は、もしもハワイやアメリカに行かれる際には検討されてみてはいかがでしょうか。
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