毎年やってくるビッグウェーブのiPhoneニューモデルの発売です。
すぐに購入したい方、様子をみてから更新月に変更する方など、いろいろですがiPhone楽しみの一つですよね。
iPhoneにはAppleで提供される「AppleCare+」と各キャリアの保証サービスがありますが、一体どちらがお得なのでしょう?
今回は、そんな疑問に応えるべく「AppleCare+とドコモ・au・ソフトバンクの保証プランを月額や違いを徹底比較」してご紹介していきます。
ニューモデル購入の際に、ぜひ参考にして下さいね!
目次
AppleCare+とドコモ・au・ソフトバンクの違いは?
iPhoneの保証サービスであるAppleCare+は、Appleで加入するのと、各キャリアで加入するのではどう違うのでしょうか?
現在、利用できる保証サービスの違いを確認してみましょう。
- 補償範囲はほぼ同じ
- 内部エラーやバッテリーの機能低下など自然故障の場合は基本無償
- ガラス割れは3,672円、水濡れなど全損と見られるその他の損傷は、12,744円で新品同等品と交換の対応
- ドコモ・au・ソフトバンクの保証サービスは「盗難・紛失」でも対象(AppleCare+は対応不可)
キャリアの保証サービスの大きなメリットとしては、「紛失・盗難」でも対応してくれる点ですね。分割で支払えるので、2年利用しないのであれば月額が高くても、お得の場合もあります。
AppleCare+は付けるべき?どっちがお得?各キャリアと比較してみた
Appleとキャリアの保証では、保証内容や修理の金額はほぼ同一です。違いはAppleの場合は、「一括払いのみ」となっていることです。
iPhoneを2年間利用しないかも知れない、というユーザーはいつでも外すことのできるキャリアの保証サービスのほうがお得になります。
Appleが提供しているAppleCare+をあらためて確認してみましょう。
AppleCare+の料金(2年間) | ||
AppleCare+ for | 料金 | 24回分割では |
iPhone SE | ¥12,800 | 533円 |
iPhone 8、7、6s | ¥14,800 | 617円 |
iPhone Plus系 | ¥16,800 | 700円 |
iPhone X | ¥16,800 | 950円 |
一括払いしかできないので高額に見えますが、24回で考えると月額はキャリアの保証サービスより安価です。
それぞれのiPhoneの本体価格が8万円~とAppleCare+の料金を合わせると、10万円近くの金額になります。最も高額なiPhoneXでは14万円くらいになり、ほぼパソコン並の金額です。
キャリアの本体価格と保証サービスは分割なので、あまり考えないかも知れませんが2年毎にこんな大きな買い物をしているんですね。
ドコモの保証サービスは2種類から選べる
iPhoneの保証サービスがお得に選べるのは、ドコモです。
ドコモのケータイ補償サービスである「ケータイ補償サービスfor iPhone&iPad」とは別に、Appleの「AppleCare+」を分割払いでの加入が選べるようになっています。
料金と内容はどう違う?
それぞれの保証サービスの気になる違いをみてみましょう。まずはそれぞれの月額です。
- iPhoneX 月額950円
- iPhone plus系 月額700円
- iPhone8、7 月額617円
- iPhoneSE 月額534円
金額は、Appleの「AppleCare+」の分割時と変わりません。とてもお得に感じます。
- 月額750円 iPhoneX、iPhone8、iPhone8Plus、iPhone7、iPhone7Plus
- 月額600円 iPhoneSE
iPhoneXの料金に関してはケータイ補償サービスがほかの機種と同じなので、一見お得に見えますがサービス内容に大きな違いがあります。
- 「ケータイ補償サービス for iPhone&iPad 」では修理対応がなく11,000円支払っての交換対応のみ
- 盗難・紛失も補償対象となる
交換対応のみなので、ガラス修理でも11,000円の金額がかかってしまいます。
ドコモの「AppleCare+」に関してはAppleと内容はまったく同じ、分割で加入できて金額もかわらないので、迷ったら「ドコモのAppleCare+」がおすすめです。
2年以上保証サービスを利用したい場合は、「ケータイ補償サービスfor iPhone&iPad」を選ぶようにしましょう。
auの「AppleCare+&au端末サポート」は修理代が還ってくる!?
以前は、auの保証サービスとAppleCare+が選べたauですが、現在は「AppleCare+ &au端末サポート」に統一されています。
- iPhoneX:月額1,190円
- iPhonePlus系:月額890円
- iPhone8、7:月額790円
- iPhone SE:月額707円
AppleCare+との差額は、200円程度ですが支払いの月額が毎月1,000円近く、高くなってしまいます。
AppleのAppleCare+との違いと特徴は?
Appleと同じ保証ですが、最大4年間で4回利用できるのがauの保証です。
- 利用期間が最大4年
- 紛失・盗難保証が11,800円で利用可能
auでは、修理や交換にかかった費用が最大10,000円還元されるサービス「修理代金サポート」があります。
auスマートパス/スマートパスプレミアムに加入しているユーザーが利用できます。
4年分割の場合で、機種変更プログラムの割引やコンビニでのプレゼントもある「auスマートパス/プレミアム」に加入するなら、3年目に本体の交換をぜひ利用したいですね。
4年分割で購入した場合や、2年以上iPhoneを利用しない場合は「AppleCare+ &au端末サポート」が確実にお得です。
ソフトバンクの「あんしん保証パック」は修理代が全額Tポイントで還元!
ソフトバンクも「AppleCare+」とソフトバンクの保証が選べましたが、現在は「あんしん保証パック with AppleCare Services」に統一されています。
- iPhoneX 月額1,160円
- その他のiPhone 月額830円
シンプルに2種類の料金体系です。多少AppleCare+より高めですが、Plus系はお得に感じる金額ですね。
AppleのAppleCare+との違いと特徴は?
2年間はAppleの保証サービスと同じでAppleでの修理・交換対応ですが、大きな違いは以下の4点です。
- 2年間はAppleCare+と同等のサービス
- 3年以降も外さなければずっと保証される
- 盗難・紛失まで保証してくれる
- 修理代金がTポイントで還元される
いちばんお得に感じるのは、修理代金が全てTポイントで還元されるという特典です。
ただし、「期間限定ポイント」なのでYahoo!ショッピングなど指定の買い物にしか利用できず、期限もあるので注意しましょう。
一見お得に見えますが、やはり1,000円近く月額に影響することは変わりません。
ですが、修理代金が返ってくる点をうまく利用すれば、2年間での差額くらいは埋められそうですね。
iPhoneの補償サービスを最大限にお得にするには!?
ガラス割れの心配がついてまわるiPhoneの保証は、必須といえるほど重要です。
ドコモであれば分割ができるので、問題ありませんがau、ソフトバンクはなかなか高額に感じます。
せっかく月額を払って加入しているのですから、利用しないのがいちばんもったいないです。
2年の支払い終了間際には、本体を新品同等品に交換して長く使ったり、オークションやフリマで高く売るという方法もあります。
修理金額が還元されるサービスも考えて、ネットショッピングで欲しいものが見つかったときなどうまく活用しましょう。
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