auのスマホ決済サービス「au PAY」って何なのか。仕組みやメリット、導入方法について

料金・サービス・キャンペーン

いよいよ2019年4月9日より「au PAY」というサービスが始まります。

簡単に言ってしまえばApple Payなどのようなスマホ決済のサービスです。

消費増税に伴って、社会全体がクレジットカードやスマホ決済などを推進している中で、携帯キャリアとしてauもスマホ決済のサービスを開始することになります。

今回はそんな「au PAY」についてご紹介いたします。

「au PAY」の概要

はじめに「au PAY」がどのようなサービスなのかをお話しします。

基本的にauスマホで「au Walletアプリ」を使用する

まず、使用するためにはauスマホに「au Walletアプリ」を最新バージョンまでアップデートしておく必要があります。

そして使用するときには、au Walletアプリに表示されるバーコードもしくはQRコードを決済に対応したレジや端末で読み取ることで支払いをすることができます。

なので、現金を出さなくてもスマホだけでお買い物ができるサービスです。

このスマホ決済をしやすいのはやはりコンビニなどが多いと思いますので、小さな買い物をするだけなら、財布を持ち出さずにスマホだけあれば買い物ができるようになるのはやはり便利ですね。

「au PAY」の仕組み

「au PAY」の支払いにはauのポイントカードである「au Walletカード」の残高を使用する仕組みです。

なので、Apple Payのように直接的にクレジットカードへの請求が必ず発生するという形ではないですね。

Walletカードの残高の管理はもちろん「au Walletアプリ」上で行います。

残高を増やす方法は、auを利用している中で貯まっていくポイントを使うことができます。

なので、月々の料金やauでんきなどのサービスで還元されるポイントを貯めていけば、今までは携帯キャリアのポイントは機種の購入の際などに使うくらいでほとんどの方がうまく使えずに失効してしまうこともあったかと思いますが、今後はより日常のお買い物にそのポイントを使うことができるようになります。

ただポイント分しか使えないというわけではないです。

auの月々の利用金にWalletカードの残高にチャージした分の請求を合算することもできますし、チャージした分をクレジットカード支払いにすることもできます。

もちろん現金をWalletカードにチャージすることもできますが、これはauショップかローソンでしかできないので、どんな場所でもできるというわけではないので注意が必要です。

「au PAY」を利用するメリット

普通に現金で払っても「au PAY」で支払っても支払う金額自体が変わるわけではないですが、「au PAY」を利用してお買い物をすることでauのポイントの還元を受けることができます。

通常は利用金額に応じて、税込200円毎に1ポイントが還元されます。

ただ、auのオプションサービスである「auスマートパスプレミアム」の会員は、税込200円毎に3ポイントが還元されます。

「auスマートパスプレミアム」は月額499円(税別)のオプション費がかかります。

ただ、加入しておく方がau全体のサービスやキャンペーンの還元も多いですし、「au PAY」を日常的に使用するのであれば加入しておく方がポイントが3倍返ってきますのでお得だと思います。

「au PAY」はスマホ決済を導入したいお店側への支援もある

そんな手軽で便利なスマホ決済を利用したくてもお店側がそれに対応してなければ、スマホ決済で支払うことはもちろんできません。

auではよりスマホ決済の利用が促進されるようにお店側への支援も実施するようです。

導入方法

お店が「au PAY」ができるようにするためには、まず「au PAY加盟店」に申し込みをして、加盟店に加入する必要があります。

加入するための費用はかからないようです。

申し込みは専用のWebページから必要事項を記入したり、必要な書類を用意する必要がありますし、審査もあるようです。

そして加入した後の導入の方法は以下の2つのようです。

①「au PAY for BIZ」アプリをauスマホやタブレットにダウンロードする

②「au PAY」専用端末をauからレンタルする(有料)

①の方法については、初期導入費用や決済手数料が0円のキャンペーンも同時に開始されるようです。専用アプリをインストールするだけなので、簡単に導入することができますね。

「au PAY」だけではない中国系決済も同時に申し込み可能

導入にあたって「au PAY」だけではなく、中国で普及している「Alipay」や「WeChat」という決済も同時に申し込むことができます。

しかも2020年3月までは「au PAY」と同じように決済手数料が0円となるようにKDDIが負担してくれるようです。

東京オリンピックもありますし、外国人観光客のスマホ決済にも対応できるように同時に申しこむことを検討されるのも良いかもしれないですね。

最後に

今回は「au PAY」についてご紹介をいたしました。

いかがでしたでしょうか。

「au PAY」はあくまでau Walletカードの残高が使用されますので、残高がなければ決済が完了することは基本的にはないです。

スマホ決済でクレジットカードに請求されてしまうのに少し抵抗がある方にとっては試しやすいスマホ決済の方法だと思います。

今後の展開として、auが実施している「三太郎の日」などにもこのサービスを関連させて、還元されるポイントが増える「au Walletポイント つかえる!たまる!キャンペーン」というのも2019年4月15日以降から始まるようです。

さらに2019年の夏以降にau Walletカードの残高にチャージする方法もセブン銀行のATMから行えたり、残高が不足している時にその場で不足額分のみを自動でチャージする仕組みも導入する予定のようです。

auスマホを利用している方はこれを機会にスマホ決済デビューをしてスマートな支払いに挑戦してみてはいかがでしょうか。